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円山派衣裳画
三井家伝来 (円山応挙 衣裳画)

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円山派衣裳画 基本情報

商品コード SKS1000000001
著者 白畑よし、切畑健
出版社 紫紅社
税込価格 45,100円
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『円山派衣裳画』について

巨匠、円山応挙とその一門の筆が冴える。一枚の衣裳への厳しい美の視点。

円山応挙は江戸時代後期の京都において、眼鏡絵における透視図法や中国古画の写実技法を学び、新興町人の感性を融合して、写生を重視した精新で平明な新しい画風を確立し、また多くの門下生を育成した。本書は豪商三井家が円山応挙とその門下生に描かせた衣裳画の図案という今日まで類を見ない画期的な染織資料を大型図版によって展開。

円山応挙 衣裳画
扇面流し図
水流は単純な、そして強さのあるゆったりとした一線であるが、
同じリズムをくりかえさず、それぞれちがったリズムが展開する。

「圓山派衣裳画」より

このたび新しく発見された三井家伝来の、この圓山派の衣裳の下画は、すべてきものの原寸の大きさの二十五領分で、後、前身傾を併せると四十八枚ものまとまった数である。(楮紙・墨画及び淡彩)こうした原寸大の衣裳の下画は従来のこっている例がないので、この発見は種々の意味で斯界に注目されるものと思われる。

しかも単なる模様的な意匠ではなくて、大幅の掛軸、或は屏風の大画面の絵画としてあてはまるほどの堂々とした構図と筆勢を具えるものであることは、さらに興味をそそられる。

装丁 A3判/紬布装上製本函入
ページ数 218ページ
本のサイズ 43.5 x 30.8 x 4.2cm / 4.2kg
英名 The Maruyama School of Costume Portraits: Handed Down in the Mitsui Family
英語表記 No English text included