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失われた色を求めて

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失われた色を求めて 基本情報

商品コード 9784000222419
著者 吉岡幸雄
出版社 岩波書店
税込価格 3,630円
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『失われた色を求めて』について

赤、青、黄、緑、橙、紫――古文書や染織遺品を通して解き明かされる、日本のまばゆい色彩世界。

鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸まで「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、日本古来の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で綴り、多くの読者を獲得した著者が遺した単行本未収録のエッセイでたどる、染と織の道。

吉岡幸雄よしおか さちお

染師・染織史家・「染司よしおか」5代目当主
1946年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集・広告の仕事を経て、1988年に生家である「染司よしおか」を継ぐ。植物・天然染料による染色を専らとして、日本の伝統色と染織の歴史を研究。2002年、東大寺大仏開眼1250年慶賀法要にあたり管長の紫衣・糞掃衣・開眼の縷等を制作。2008年には成田空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターを務める。2010年に菊池寛賞、2012年にNHK放送文化賞をそれぞれ受賞。2011年、吉岡幸雄と染司よしおかの情熱を追ったドキュメンタリー映画「紫」が完成(企画制作・株式会社ATMK)。2016年、英語のヴィクトリア&アルバート博物館に日本の色70色が永久保存される。2019年9月30日、73歳で逝去。主な著書に『日本の色辞典』『源氏物語の色辞典』『王朝のかさね色辞典』など。

装丁 四六 ・ 上製 ・ カバー
ページ数 282ページ
本のサイズ 18.8 x 12.9 x 2cm
ISBN-13 9784000222419