★全品送料無料キャンペーン実施中!(離島・海外を除く)
沖縄・離島も合計金額10,800円以上は送料無料!

近世のシマ格子: 着るものと社会

近世のシマ格子
商品コード 9784879406101
著者 広岩邦彦
出版社 紫紅社
装丁 A5判
税込価格 3,240円
在庫
ご注文
お問合わせ
他の販売店 アマゾンで詳細を見る

近世のシマ格子 印刷用ページ表示 友達に知らせる ツイートする

近世のシマ格子について

おしゃれな「縞」には嫌われた過去があった

古来「シマ」は染織の柄として存在し、江戸時代後期には着物の粋な柄「縞」として人気を得て現代まで親しまれている。その起源を室町時代の謎から解き明かし、近世の社会、世相、思考様式を通して「縞」の変遷を探る。これまでデザイン、モードの視点から多く語られてきた「縞」を人文学的な視点で考察した特異な一冊である。

※シマの漢字は徳川時代の慣用語では「嶋」であったので、本書内は「嶋」で統一している。

特別展「縞と格子」@湯浅八郎記念館+『近世のシマ格子』著者・広岩邦彦氏公開講座

特別展「縞と格子」
@国際基督教大学博物館 湯浅八郎記念館
2017年9月12日(火)〜11月10日(金)

10月7日(土)『近世のシマ格子』著者、広岩邦彦氏による公開講座が開催されます (聴講無料・要予約)

「はじめに」(広岩邦彦) より

 徳川時代に日本人の着るものの変革が起きた。その時代の初めと終わりでは、衣類の様相が一変していた。それを引き継いだのが近代の和装である。

 初めほとんど輸入に依存した高級絹織物の生糸は、18世紀に国内自給に漕ぎつけ、間もなく品質も中国白糸と並んだ。徳川将軍は八丈島の租税の紬をもとに、17 世紀半ばに格子柄の八丈織を創出し、やがて世のトレンドとなる。

近世のシマ格子 目次抜粋

  • I. 前史 線の文様がなぜ嶋か
    • 室町殿中の鼻つまみ
    • 嶋織物の絵を探す
  • II. 徳川の黒 将軍のシマ
    • 武家は黒々と
    • 家光、華美から節倹
    • 熨斗目小袖の儀礼
    • 将軍の八丈織とその裾野
  • III. 元禄・享保のシマの見方
    • もてる男の郡内嶋羽織
    • 嶋と言えば何を思う?
    • 村々へ木綿と碁盤嶋
    • 大きな木綿碁盤嶋の世
    • タテ嶋を着るのはだれか
    • 江戸奉公人と店主の木綿
    • 享保改革と着物の京桟留嶋
  • IV. シマ柄が開花した田沼時代
    • 春信の浮世絵のタテ嶋
    • 白木屋お駒の黄八丈
    • 通り者の黒と八丈仕立
    • 隠居大名の郡内嶋と縮緬
    • 江戸へ向かう桐生織物
    • 関東生絹という大型商品
    • 三都の木綿嶋に外来柄
    • 江戸近郊農村の木綿嶋
    • 江戸の麻のアップダウン
    • 絣はどこから? 越後の藍錆
    • タテ絣・タテ嶋のモード
    • 「嶋」の変化と「縞」の字
    • 田沼政治と衣類の変革
  • V. 寛政改革から地味なシマへ
    • 定信登場 衣服の逆戻り
    • 改革が促した桟留嶋
    • 結城紬の嶋の流行
    • 深川の南部嶋と下々の絹
    • 将軍家斉が着た嶋柄
    • 天保改革と嶋柄の微細化
    • 川越唐桟とは何か
    • 名主庄屋の嶋柄と絹
    • みんなの木綿嶋
    • 嶋は「いき」であったか
    • 嶋を着ることの意味

近世のシマ格子詳細

ページ数 432ページ
ISBN-13 9784879406101

広岩邦彦ひろいわ くにひこ)著者略歴
1937年生まれ。都立西高、東京大学法学部政治コース卒。61年、朝日新聞記者。浦和支局長、整理 (紙面編集) 部長、北海道支社長などを経て 97年定年退職。同年、(株)朝日川崎プリンテッ ク社長。03年退任。服飾美学会会員

書籍検索