吉岡幸雄が選んだ今月の色
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ツイートする「染司よしおか」五代目当主、吉岡幸雄氏に毎月、日本の色にまつわる様々なお話をしていただくコーナーです。紫紅社特製カレンダー付き壁紙とともに、毎月月末に更新の予定です。

7月 日本の藍(ジャパン・ブルー)

吉岡幸雄著『日本の藍 ジャパン・ブルー』より

紫紅社刊『日本の藍 ジャパン・ブルー』

藍染めは、日本に限らず古来より世界中で行われているものです。世界に共通の、「藍」という名の染料植物があるわけではなく、藍色(青色)の色素を持つさまざまな植物が、各々の気候風土に応じて用いられてきました。

日本ではタデ科の一年草「蓼藍」が、藍色を染める草となります。絹などの動物性繊維にも、麻や木綿など植物性繊維にもよく染着し、褪色し難く、藍で濃く染めた布や紙は虫除け、蛇除けの効果があるとされます。大切な経典を藍で染めたり、野良着などに多く藍染が用いられたのは、この性質があるためです。染めを重ねることによって、藍の呈色は、白に近い気品のある薄青から、黒と見紛うばかりの濃い藍色まで、それぞれに美しい色相が得られます。今に伝わる古の染織品の数々を見ると、日本人ほどこうした藍の豊富な色相を生かしきった民族はない、との思いを強く感じずにいられません。

さらに日本の人々は、藍の生み出す多くの色相に伝統的な名称を付けて分類し、愛してきました。藍甕に一、二度浸けた程度の極淡い青という意味の「甕覗き」から水浅葱、浅葱、薄縹、薄藍、浅縹、縹、納戸、藍、紺、搗(褐)色、濃紺等など。

※続きは紫紅社刊『日本の藍 ジャパン・ブルー』にてどうぞ。

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7月カレンダー付き壁紙

吉岡幸雄の仕事展「日本の暦・色かたち」(撮影: 齋藤芳弘) より、藍染め作品を壁紙にしました (染色: 染司よしおか)。

カレンダー付き壁紙

※お使いの画面の解像度に合ったサイズをお選びください。


『王朝のかさね色辞典』吉岡幸雄著

日本の伝統色 ミニ知識

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