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古赤膚焼 只楽し

古赤膚焼 只楽し
商品コード 9784990409708
著者 辻井由紀子
出版社 辻井正 (発行者)
税込特価 12,960円 → 10,800円
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古赤膚焼 只楽しについて

赤膚焼コレクション豪華希少本! web限定販売!

長年にわたり収集された赤膚焼の希少コレクション170点以上を収録した豪華な装丁の本。赤膚焼の歴史や赤膚焼にまつわる様々な逸話も含まれています。

なら工芸館 特別企画展
『心の古里 古赤膚焼 茶道具名品展』茶道具名品展
~木洩れ日庵 辻井由紀子コレクション~
2016年2月3日(水)~ 27日(土)
辻井由紀子氏による作品解説
2月9日(火) 11:00 から
2月13日(土) 14:00 から

赤膚焼 (あかはだやき) ミニ沿革
奈良五条町の陶器。その初源は古代の土師器 (はじき) の製産にさかのぼる。だが一般的には、赤膚焼は桃山時代常滑陶工による説、天明 (1781〜9) の頃京の陶工による説らの創始説がある。領主柳沢堯山 (やなぎさわぎょうざん) は、この焼物を奨励し印を与えている。茶陶をはじめ、古陶の写し物を奥田木白 (おくだもくはく) が焼き、天保 (1830〜44) の頃、大いに名声は高まった。ついで明治の初め中窯は山口戸方、西窯に井上忠次郎、東窯に石川寅吉が活躍。今日では西、東は廃窯となり、中窯をつぐ古瀬堯三氏の窯のほか、大塩正人、松田正柏、尾西楽斉、小河二楽らの諸氏が活発に陶芸に力を入れている。

古赤膚焼 只楽し

「さあ、古赤膚焼の世界に ようこそ!」(前書きより)

江戸時代初期の茶人小堀遠州は、十歳の時、郡山城内で関白秀吉、大納言秀長と利休の茶会をふすま越しに眼にした。少年遠州の息詰まる胸の鼓動はどれほど激しく波打ったことであろう。鮮烈なその茶会の日の記憶は生涯、遠州の心に刻み付けられたはずである。父新介政次が郡山城主大和大納言豊臣秀長に仕えたことから遠州は、少年期を郡山城内で暮らしている。それゆえに遠州は、郡山の焼き物であった赤膚焼に思い入れが深くまた大和への憧憬を生涯持ち続けていたので、後の世に遠州ゆかりの窯として定められた遠州七窯にも遠州の刻印と、詳細な記述をそえてゆかしく最後に、赤膚焼の名が挙げられているのである。

次に赤膚焼に於いて、名の残る井上治兵衛、青木木兎など、名匠が輩出するのは江戸中期、柳澤三代藩主保光 (後の堯山候) の時代である。柳澤家は、五代将軍綱吉のお側用人として仕えた柳澤吉の直径で学問、芸術に、ことさら造詣が深い事で知られる家柄である。保光は、藩の識者、豪商たちを集め茶道など芸術文化を愉しむ風雅サロンを開いたので超一級の茶道具類を、郡山藩に生み出すこととなった。また同時に藩内の産業振興にも尽力して殿様のお庭焼きにとどめず、赤膚焼を郡山の産業と成すために、選民の日常生活雑器の類を生産することを、おおいに奨励した。

しかし、何はさておき、その堯山候亡き後、幕末から明治初年にかけて活躍するのは名工、奥田木白である。木白は時代の読み取りが早く、また芸術の真髄を見抜く力も卓絶し、中国、朝鮮の茶陶類、日本の国焼きの数々など、あらゆる焼き物をいとわず、独自の努力と研鑚を重ねて、しかもそれをこの奈良の地の土と灰を用いることによって注文に応じ精魂を込めて作陶した。それらの作品は、木白の天賦の才能に裏打ちされた木白の芸術性の心情を映し入れて木白独自の生彩を放ち、本歌をも凌ぐ味わいである。また言わずもがな、木白独創の作品には、大和絵の意匠をはじめとして奈良の歴史と風土を香り立たせた純朴な萩釉茶陶類などがあり、現在にまで続く赤膚焼の人気作品の基を築き上げたのは、紛れもなく奥田木白その人である。

この度、私のコレクションを通して奈良時代以来の伝統をふまえて花開いた郡山藩の遠州、堯山、木白へと繋がる足跡の、芸術の流れの崇高さを、またさりげない有り様の、古赤膚焼の奥底に秘められた懐かしい気品と、まさに天平時代にまでさかのぼる奈良の文化の薫風をほんの少しでも感じ取っていただけるならば、つたない私の思いが報われることとなり、身に余る喜びである。

木洩れ日庵 辻井 由紀子

古赤膚焼 只楽し詳細

収録作品数 古赤膚焼165点・鹿背山焼10点
言語 日本語
ページ数 204ページ
ISBN-13 9784990409708

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